「いかなる政治組織であれ、それを考案してその政治機構における権力掣肘の装置を用意する場合、人間はすべて無節操で利に走りやすい悪人であって、そのすべての行動において私利以外の目的は全く持たぬ、と推定されねばなりません。この私利によってわれわれは人間を支配せねばならず、この私利を通じて人間を導き、その飽くことを知らぬ貪欲と野心とにもかかわらず、[結果として]公益に寄与するようにさせるべきです。・・・ひとびとは、公人としてよりも私人としての方が、より正直であり、自分自身の利害だけが関心事である場合より党派につくす場合によりはなはだしい行き過ぎをするものであるということです」(ヒューム「議会の独立について」)