相続という制度は、人間を腐らせるだけでなく不幸にする制度だと思っている。本日も晩飯時にテレビを見ていたら、金持ち自慢のような番組をやっていたが、みんな親の財産で偉そうにしているし、親が金持ちなら頭が悪くても品位くらい身につけたらいいのに、品位もない。豪邸自慢をするがセンスがかけらも感じられない。
勉強しないならせめて教養くらい身につけたらいいのにと思ったが、それもない。
親が金持ちという点で、たまたま昨日か一昨日に読んだ新聞記事で、大阪に何棟もマンションをもち、たくさんの駐車場経営をしていた姉妹が、一人はおそらく餓死、一人は心臓病が死因だが栄養失調がからんでいるらしい死因で死んでいるのが発見されたというニュースを読んだ。もっている資産は差し押さえられたり競売にかけられたりして、生活保護の申請を裁判所の人間が勧めたら拒否。あげく、所持金は90円だとか。
その莫大な資産はすべて父親から引き継いだものらしい。
なんとなく気の毒に思ってワイフに見せたら、「たぶん、その兄弟が借金の保証人かなんかになったんでしょ」ということで、金持ちの子に多いパターンらしい。
さらに「独身で姉妹で住んでいたということは、こらえ性がなくて離婚でもしたんじゃないの、姉妹で」などというコメント。
これも妙に説得力を持つ。
相続財産をあてにしなければ、この姉妹もうっとうしいかもしれないが普通に主婦をやっていたのだろうか?
ソニーの盛田氏の息子もソニー株の5%以上をもつ会社を相続する形で、数千億円の資産を想像したが(その数%しか相続税は払っていない)結果的に、わけのわからないリゾート会社やリヒテンシュタインに本社をおく会社などに金を貸しては焦げ付いて、破産状態になっているらしい。(一族の財団の理事長はしているらしいが)
相続というシステムで、詐欺師や外国人の餌食になり、悪人や外国人に日本の財産がむしり取られている構図だ。そんな人間に相続させるくらいなら、日本国がきちんと管理したほうがましな気がする。
相続税を100%にする代わりに、被相続人が稼げない場合は月給三十万円くらいの特別生活保護でも支給したほうがよほど国のためでもあるし、本人のためのような気がする。