懐疑派科学者には前科があります。70年代に公害が社会問題になったとき、かなりきびしい自動車排気ガス規制をすることになりました。そのとき公害懐疑派科学者と評論家は「大気汚染と車の排ガスの因果関係は科学的に証明されてない。世間の論調にダマされるな。そんな無意味な規制をしたらエンジンの開発費に莫大な費用がかかり、日本の産業は破滅するだろう」と大騒ぎしたんです。 結局その後、規制をクリアするエンジンや、その他の公害防止に関する技術は続々開発されました。しかしそれを開発したのは、公害は深刻な問題だ、なんとかせねばと前向きに考える科学者や技術者だったのです。公害懐疑派の科学者は、なにひとつ有益な研究をしませんでした。 そしていま。当時、公害懐疑論を主張してた科学者や評論家は、反省も謝罪も感謝の言葉もなく、昔よりキレイになった空気を吸いながら、のうのうと老後をエンジョイしています。めでたし、めでたし。